米軍岩国基地にF35C戦闘機が配備。墜落の危険性や騒音は?

翔ぶ戦闘機と文字タイトル 政治

今月27日に行われた岩国市議会で、岩国市の福田市長が、米軍岩国基地にオスプレイとF35C戦闘機を配備する計画を容認したことが報じられました。

今回は、この聞き馴染みのないF35C戦闘機とは一体どんな戦闘機なのか、また今回の配備で、米軍岩国基地周辺の住民への危険や騒音などは影響はあるのかについて調べてみました。

F35C戦闘機とは

引用:AMERICA’S NAVY(アメリカ海軍)〈Home>Resources>Photo Gallery「220120-N-FH938-1030」〉

F35戦闘機はアメリカを中心に開発された多目的戦闘機(マルチロールファイター)です。

F35戦闘機には、A・B・Cの3タイプあり、そのうち米軍岩国基地に配備される予定のF35C戦闘機は、海軍で、戦闘機を射出する射出機を備えた航空母艦で運用される戦闘機です。陸上の滑走路を必要としない、航空母艦の甲板の上で離着陸をする戦闘機になります。レーダーや赤外線捜索追尾装置から見つかりにくいステレス機能や、高度なセンサーを有しています。

F35C戦闘機は、初飛行が2010年6月8日、運用開始が2019年2月28日という比較的新しい戦闘機になります。

墜落の危険性はあるのか

日本の米軍基地の7割を占める沖縄では、オスプレイが墜落する事故がたびたび話題になりますが、F35C戦闘機は墜落の危険性はあるのでしょうか?

F35C戦闘機は2022年1月24日に、原子力空母「カール・ビンソン」での着艦に失敗し、7人が負傷、機体は墜落という事故が起こっていますが、住民の生活区域で機体が墜落するといった情報はでてきませんでした

周辺住民の騒音問題

引用:AMERICA’S NAVY(アメリカ海軍)〈Home>Resources>Photo Gallery「160814-N-KC543-157」〉

国は、今回はあくまで配備されている戦闘機の機種の変更としています。そのため、空母艦載機部隊に配備されている戦闘機の数が大きく変動することはない、岩国基地での一日あたりの標準飛行回数が増える見込みもないなどの理由から、騒音が現在より激しくなることはないと説明しています。

まとめ

  • F35C戦闘機は2019年に運用が開始された、高性能な多目的戦闘機
  • F35C戦闘機が周辺住民の生活区域に墜落した情報は今のところ見当たらない
  • 国は、戦闘機の機種の変更(数の増加なし)+飛行回数も増える見込みもないので、騒音が酷くなることはないと説明

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