2021年に開催された東京オリンピックから、早いことに3年が経ちました。今年のオリンピックはフランスのパリで開催されます。この記事では、2024年夏季パリオリンピック・パラリンピックの開催日程や聖火リレーについてまとめていきます。
2024年夏季パリオリンピック・パラリンピック日程
フランス・パリで開催されるオリンピックは、1900年の第2回、1924年の第8回に続き、今年2024年で三度目。開催期間は、オリンピックが7月26日から8月11日まで、パラリンピックは8月28日から9月8日までとなっています。パリオリンピックの開会式は、7月26日にセーヌ川でアスリートパレード、トロカデロ広場で式典やショーが催される予定です。
オリンピック 2024年7月26日金曜日-2024年8月11日日曜日 パラリンピック 2024年8月28日水曜日-2024年9月8日日曜日
聖火リレーの起源
オリンピックの開会式で注目されるのは、やはり聖火リレーです。2021年東京オリンピックの際には、女優の石原さとみさんや、俳優の千葉雄大さんが務めました。
聖火の起源は古代ギリシャにまで遡ります。
古代ギリシャでは、ギリシャ神話に登場する全知全能の神ゼウスに捧げる祭典として、4年に1度、古代オリンピックが催されていました。開催地のオリンピアでは、男神プロメテウスがゼウスから火を盗み人類に伝えたことを祝い、古代オリンピックの開催期間中、火を灯し続けていたと言われています。
これらを由来として、1928年アムステルダムオリンピックで聖火、1936年ベルリンオリンピックで聖火リレーという形で、近代オリンピックに取り入れられました。
ベルリンオリンピックでは、3000人以上の走者が古代オリンピックの開催地であったオリンピアからベルリンまでを繋ぎました。聖火リレーは現在、開催国に「平和・友愛」のオリンピックの精神を広め、オリンピックの開催や、期待感を高める目的で続けられています。
2024年パリオリンピック・パラリンピック聖火リレー
日程・ルート
2024年パリオリンピックの聖火リレーは、2023年9月に参加者の選定が始まり、2024年4月16日にオリンピアで採火式が行われました。聖火は5月8日にフランスに到着し、聖火ランナーの第一走者がフランス・マルセイユの大聖堂を5月9日出発。現在(2024年6月6日)聖火ランナーはフランスを回っています。聖火リレーには約1万人が参加する予定です。
海外領土であるグアドループやレユニオン島などのほか、ヴェルサイユ宮殿、世界遺産モン・サン・ミッシェル、ヴェルドン地域自然公園、ギアナ宇宙センター、赤ワインの産地で有名なサン・テミリオン、ルーヴル美術館ランス別館などを通過し、今回のオリンピック、パラリンピックの競技会場を紹介していく流れとなりそうです。
リレー走者は現在どこにいるか
パリ2024オリンピック公式サイトで発表されている聖火ランナーの走る日程では、5月31日に世界遺産モン・サン・ミッシェルを通過し、現在(2024年6月6日)は海岸線の美しい街として有名なヴァンヌに到達しているものと考えられます。(注1)
まとめ
7月26日から開催のパリオリンピック。調べていくうちに開催が待ち遠しくなりました。下記は今回記事を書くため参考にさせていただいた、パリ2024オリンピック公式サイトです。聖火リレーのルートや日程等も掲載されていますので、より詳しい情報を知りたい方はぜひ覗いてみて下さい。
参考:注1)パリ2024オリンピック「オリンピック聖火リレーのルート」
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