今年の6月28日に起きた、辺野古新基地の建設へ抗議する女性と警備員の男性がダンプカーに巻き込まれた事故。
この現場付近に設置されていたカメラの映像を、沖縄県・玉城デ二ー知事を支持しない県政野党と中立の議員が視聴しました。
今回はこのカメラの映像について調べてみました。
【画像】事故当時のカメラ映像より
産経新聞社の記事より、事故現場付近に設置されていたカメラの映像を拡大した画像を見つけましたので引用します。
大きなダンプカーの前で、警備員の男性と女性が立っているのが確認できます。
抗議中でなかったとしても危ない状況ですね。
この抗議活動をする団体と連携している「オール沖縄会議」は、今年7月18日に『安和桟橋出口での辺野古土砂搬送ダンプトラックによる死傷事故について』という資料を公開しており、事故が起きたのは「車両乗入部」であったと説明しています。
車両乗入部とは、敷地の所有者が車両の出入りのために道路管理者の許可を受けて歩道に設置したもので、「歩行者、その他一般の通行に優先して車両乗入部を使用することはできない」(国土交通省中部地方整備局 HP 等)とされているように、あくまでも歩行者の通行が優先される場所である。車両乗入部を横断する歩行者がいた場合、車両は待機して待たなければならないのは当然である。
オール沖縄会議「安和桟橋出口での辺野古土砂搬送ダンプトラックによる死傷事故について」7.18
一方、「警備員の男性が、飛び出した女性をかばうような形で巻き込まれてしまった」などの意見もあり、かなり割れているようです。
今後映像は公開されるか?
今回、県政野党と中立の議員が視聴した、現場付近に設置されていたこのカメラの映像は公開されるでしょうか?
個人情報保護などの問題から、この映像が公開される可能性は低いと考えられます。
事故当時から現在まで、この事故で重症を負ってしまった女性の名前は伏せられています。
顔や服装などから個人が特定されてしまうと様々な誹謗中傷が向かってしまうかもしれません。
まとめ
現在「警察が捜査中」などの理由から、玉城知事や県政与党はカメラの映像を視聴していません。
県の安全対策は十分にされていたのでしょうか。
亡くなられた警備員の遺族の方々のためにも一刻も早く事態が収束してほしいですね。
今後はますます玉城知事の動向に注目が集まりそうです。
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